パドレス9回の鐘は1回・2回・3回で意味が違う|ペトコパーク

ペトコパークの鐘 データカード(9回の鐘は1・2・3回で残りアウト数を示す)ペトコパーク

ペトコ・パーク(Petco Park)で9回に鳴る鐘は「ミッション・ベル(Mission Bell)」である。パドレスがリードしたセーブ機会の9回に、1アウトで1回、2アウトで2回鳴り、勝利が決まると3回鳴る。鳴らすのはマスコットのスウィンギング・フライアーで、左翼ファウルポール脇に吊るされた重さ700ポンド(約318kg)の実物の鐘だ。同じ9回に流れるAC/DCの「Hells Bells」は別物で、1998年7月25日にトレバー・ホフマンが使い始めた登場曲である。7回の歌はMLB共通の「Take Me Out to the Ball Game」だ(いずれも 2026-08-19取得)。

この記事でわかること

  • 9回の鐘が何回鳴るのか、その1回・2回・3回がそれぞれ何を意味するのか
  • 「鐘」と呼ばれるものがペトコ・パークには2つあり、まったく別物であること
  • 7回の歌の正体と、ペトコ・パークで7回とは別に用意されている「4回のストレッチ」
  • ホームランのときに鳴る音を、球団公式が何と呼んでいるか

中継で9回に「カーン」と鐘が鳴るのを聞いて、あれは何なのかと思ったまま調べ終えられなかった人向けに書いた。

事実はすべて 2026-08-19 に、パドレス公式(球団ブログ Friar Wire・ペトコ・パーク A-Zガイド・球団ミリタリーページ)、MLB.com、ABC 10News、ESPN、米国議会図書館から取得した。筆者はこの鐘が鳴る回数を現地で数えたわけではない。 以下は全て公式および報道の記述に基づく整理であり、体験談ではない。日本語でこの5つを1本にまとめた記事が見当たらなかったので、英語の一次ソースを日本語に落として並べ直した。それがこの記事の役目だ。


1. 結論:9回の鐘は「ミッション・ベル」、回数がそのまま意味になる

鐘は3通りの鳴り方をする。1回、2回、3回だ。パドレス公式ブログ Friar Wire の記述をそのまま整理すると、こうなる。

鳴る回数タイミング意味
1回セーブ機会の9回、1アウト目が成立した直後勝利まであとアウト2つ
2回同じ9回、2アウト目が成立した直後勝利まであとアウト1つ
3回パドレスの勝利が決まった瞬間勝利確定
3回試合開始前、パドレスがフィールドに出るとき開幕の合図(ゲストが鳴らす)

出典は Friar Wire|The Padres’ Mission Bell Takes on a New Role(Bill Center・2014-04-02公開・2026-08-19取得)。

同記事の原文はこうだ。

If the Padres are leading in the ninth in a save situation, the Mission Bell will be rung once after the first out and twice after the second out. Every Padres win will be celebrated with three rings of the Mission Bell. The Friar, as is tradition, will handle the ninth-inning honors.

訳すと、パドレスが9回にリードしていてセーブ機会なら、ミッション・ベルは1アウト目の後に1回、2アウト目の後に2回鳴らされる。パドレスの勝利はすべて3回の鐘で祝われる。9回の役目は、慣例どおりフライアーが担う——となる。

つまり鐘の回数は「あと何アウトか」のカウントダウンである。 1回鳴ったところで混雑を避けようと席を立つと、残り2度ぶんの鐘を通路で聞くことになる。パドレスが負けている9回には鳴らない。鳴らないこと自体が結果を語る、なかなか正直な演出だ。

鳴らしているのは球団マスコットである。マスコットの正体と由来はパドレスのマスコットはスウィンギング・フライアー|1961年にまとめた。


2. 鐘の正体:700ポンドの鐘は2014年に「見える場所」へ引っ越した

重さは700ポンド、約318kgある。この鐘は2004年の開場初日からペトコ・パークにあるが、最初の10年間はほとんどの客に見えていなかった。

Friar Wire によれば、鐘は以前は一塁側タワーにあり、ペトコ・パーク来場者の30%未満からしか見えなかった。2014年、球団はこれを左翼線側、ウエスタン・メタル・サプライ社ビル(Western Metal Supply Co. Building)に隣接するコナ・コーブ(Kona Cove)へ移設した。ファウルポールのすぐ外側の梁から吊るされ、高さは1階バルコニーとほぼ同じ位置になる。

項目内容
名称ミッション・ベル(Mission Bell)
重量700ポンド(約318kg)
設置時期2004年、ペトコ・パーク開場初日から
旧位置一塁側タワー(来場者の30%未満しか視認できず)
現位置左翼線・ウエスタン・メタル・サプライ社ビル隣のコナ・コーブ
高さファウルポール外側の梁、1階バルコニーとほぼ同じ高さ
由来オーシャンサイドの Maas-Rowe Carillons から球団への寄贈
移設年2014年(ペトコ・パーク開場10周年)

数字はすべて Friar Wire(2014-04-02公開・2026-08-19取得)による。

移設を決めた球団エンターテインメント責任者 Erik Meyer 氏のコメントも同記事に載っている。「ミッション・ベルはペトコ・パーク固有のものだ。もっと体験の一部にしたかった」。裏を返せば、それまで10年間、7割以上の観客は音だけを聞いて「どこで鳴っているんだ」と思っていた計算になる。記事自身が「ファンは何年もこの鐘を聞いてきた。だがどこにあるか知っていただろうか?」と書いているので、球団も自覚はあったらしい。

「ミッション」はスペイン語圏のカトリック伝道所を指す。球団名パドレス(Padres)自体が1769年のスペイン・ミッションを築いた修道士に由来するので、この鐘はチーム名と同じ根から来ている。名前の由来はパドレスの意味と由来|チーム名が「神父」である理由で扱った。

なお試合前の鐘は、ゲストやファン、球団OBが鳴らす。2014年の開幕戦ではペトコ・パークの設計者 Antoine Predock 氏が、その翌日にはトレバー・ホフマンが鳴らしている。この「Ceremonial Mission Bell」の枠は現在も続いており、パドレス公式は2024年9月18日の動画を公開している(2026-08-19取得)。


3. もう一つの「鐘」:AC/DC「Hells Bells」はミッション・ベルとは無関係

ここが日本語で最も混同されている点だ。ペトコ・パークの9回には「鐘」が2つある。 片方は本物の金属の鐘、もう片方はスピーカーから流れるロックの鐘の音である。

1998年7月25日、ヒューストン・アストロズ戦。当時クアルコム・スタジアムを本拠にしていたパドレスで、抑えのトレバー・ホフマンが登板時にAC/DCの「Hells Bells」を使い始めた。曲は冒頭が鐘の音で始まる。提案したのは球団の営業担当だった Chip Bowers 氏である。10News によれば、氏はロッカールームでホフマンに「トレヴ、あんたは特に決まった曲で出てきていないだろう。このAC/DCの曲で出てくるのは格好いいと思うし、話題になるかもしれない、面白いんじゃないか。どうだ」と持ちかけた。

ホフマン自身は、慣れるまで5回くらいかかったと語っている。出典は ABC 10News|Trevor Time: How Padres’ Hoffman and the ‘Hells Bells’ walkout started(Mark Saunders・2026-08-19取得)。同記事は、ホフマンがテーマ曲で登場した最初のメジャーリーグ投手と見られる、としている。

筆者整理

「パドレスの9回の鐘」と呼ばれうる2つを分けた(すべて 2026-08-19取得)

ミッション・ベルAC/DC「Hells Bells」
正体700ポンドの実物の鐘抑え投手の登場曲
鳴らす主体スウィンギング・フライアー球場音響
タイミングセーブ機会の9回の各アウト後と勝利時抑え投手がブルペンから出るとき
起点2004年(開場時から設置)1998年7月25日(ホフマン)
現在も鳴るか鳴る投手が代わると曲も代わる

実物の鐘は球場の設備、ロックの鐘は個人の持ち物だった。 だから前者は残り、後者は投手交代とともに入れ替わってきた。

実際、ホフマンが2008年限りでパドレスを去った後、2009年に抑えを引き継いだヒース・ベルは「Hells Bells」を使わず、Breaking Benjamin の「Blow Me Away」を選んでいる(ESPN・2009-04-02公開・2026-08-19取得)。鐘の曲を引き継がなかったのが Bell という名字の投手だったというのは、偶然にしてはでき過ぎている。

2026年の抑えはメイソン・ミラーで、登場曲は Korn の「Blind」だ。2026年3月29日のデトロイト・タイガース戦、3対0で迎えた9回に球場の照明が落ち、スコアボードにミラーの愛称である死神の映像が白黒で映り、曲が流れた。ミラーはこの回を2三振で締めている。出典は MLB.com|Mason Miller debuts new closer entrance music with Padres(AJ Cassavell・2026-03-29公開・2026-08-19取得)。

同記事によれば、ミラーは曲選びをクラブハウス係にほぼ任せた。ホフマンと同じやり方である。ミラーのコメントはこうだ。「この曲は自分のためじゃない。他の全員のためのものだ」。

歴代の抑え投手と成績の並びはパドレスの歴代クローザー|ホフマンからミラーまでを数字で並べるにある。

注意:登場曲は投手が代われば変わる。 この節の「2026年はKornの『Blind』」は2026-08-19時点の事実であって、来季も同じとは限らない。一方でミッション・ベルの1回・2回・3回は球場側の演出であり、選手が代わっても残る。


4. 7回の歌は「Take Me Out to the Ball Game」で、パドレス固有ではない

7回裏の前に球場全体で歌う曲は、MLBのほぼ全球団で共通の「Take Me Out to the Ball Game」である。パドレスだけの歌ではない。 「パドレス 7回 歌」で探している人が期待するような球団オリジナル曲は、公式ソースでは確認できなかった。

曲は1908年、作曲アルバート・フォン・ティルザー(Albert Von Tilzer)、作詞ジャック・ノーワース(Jack Norworth)による。米国議会図書館(Library of Congress)の資料ガイドによれば、この曲は米国で「Happy Birthday」「星条旗」に次いで3番目に多く歌われる曲とされ、現在も年間およそ2,500回ライブで演奏されている。1908年の発表後、10月下旬からクリスマスまで7週間チャート1位だった。出典は Library of Congress|Take Me Out To The Ball Game(2026-08-19取得)。

この曲を作った2人が、書いた時点で野球の試合を一度も見たことがなかったのは有名な話だ。100年以上たった今も、見たことのない人が書いた歌を、見に来た人が全員で歌っている。

7回にストレッチする習慣そのものの起源は、実ははっきりしていない。HISTORY は3つの説を挙げている。

内容
ハリー・ライト説1869年シンシナティ・レッドストッキングスの監督が「観客は7回の攻守交代で立ち上がり、手足を伸ばす」と書簡に記録
ブラザー・ジャスパー説1882年マンハッタン・カレッジの監督が暑い日に7回でタイムを取り、観客に足を伸ばすよう指示した
タフト大統領説1910年4月14日の開幕戦で大統領が7回に立ち上がり、観客が敬意から一斉に立った

HISTORY はタフト説を「7回ストレッチの神話の一部」とし、ライトの書簡も「起源に近づけるものではない」と書いている(HISTORY・2026-08-19取得)。要するに誰も本当の始まりを知らない。 売店の売上のためだった、という身も蓋もない説まである。

ついでに、日本の球場から来た人がよく探すものについても書いておく。パドレスに「球団応援歌」や選手ごとの応援歌にあたるものは、公式ソースでは確認できなかった。 MLBで曲が個人に結び付くのは応援側ではなく選手側で、投手の登場曲や打者の入場曲は本人が選ぶ。前章のホフマンの「Hells Bells」やミラーの「Blind」がその例である。日本の球場では観客が選手ごとの歌を持ち、ペトコ・パークでは選手が自分の曲を持つ。 音の持ち主が逆になっていると考えると分かりやすい(筆者整理)。

なお「God Bless America」もペトコ・パークで歌われる。パドレス公式のペトコ・パーク A-Zガイドには「NATIONAL ANTHEMS & GOD BLESS AMERICA」の項目があり、国歌斉唱のオーディション応募要領(アカペラ・原詞どおり・80秒以内)が記載されている。ただしこの曲をいつ歌うかは公式に明記がないSan Diego Padres|Petco Park A-Z Guide・2026-08-19取得)。


5. ペトコ・パークには「4回のストレッチ」がある

7回だけではない。ペトコ・パークには4回にもう一つの見せ場がある。海兵隊讃歌(The Marine Hymn)だ。

パドレス公式は、球団が1995年以降、プロスポーツで初めて専任のミリタリー・アフェアーズ部門を設けて軍関係者への敬意を先導してきたと記している(San Diego Padres|Military・2026-08-19取得)。サンディエゴは海軍と海兵隊の街であり、球団はこれを「Team of the Military」と位置づけている。

4回の演出そのものについては、球団公式のA-Zガイドに記載がない。第三者の記述では、日曜のホームゲームの4回に「Fourth Inning Stretch」として球場オルガン奏者 Bobby Cressey 氏が海兵隊讃歌を演奏し、上段席をまとめて埋めた軍関係者や新兵が起立し、直立不動の姿勢をとる、とされている(Petco Park Insider|Padres Military AppreciationESPN|Stadium Songs: San Diego Padres・いずれも 2026-08-19取得)。

推測: 4回に軍関係の演出が入るのは、7回のストレッチが全米共通の枠として先に埋まっており、球団固有の演出を置ける空き枠が他になかったためだと考えられる。これは筆者の解釈であり、球団の公式説明ではない。

第三者情報である以上、日曜の4回に必ず演奏されると断定はできない。渡航して確かめたい人は、球団公式のミリタリーページで当日のテーマゲームを確認してほしい。日程と組み合わせた計画の立て方はペトコパーク観戦 完全ガイド|決める順に7項目に置いてある。


6. ホームランの音:公式は「汽笛」ではなく「霧笛」と書いている

ここは公式と俗説が食い違う。パドレス公式のA-Zガイドは、こう書いている。

As the San Diego Padres take the field before first pitch and after a Padres home run, fireworks are fired along with a foghorn from the scoreboard.

パドレスが初球前にフィールドに出るとき、そしてパドレスのホームランの後、スコアボードから霧笛(foghorn)とともに花火が上がる、という意味だ(Petco Park A-Z Guide・2026-08-19取得)。

一方、球場ガイドサイトの Petco Park Insider は、この音を「海軍の空母 USS ロナルド・レーガンの汽笛の録音」と説明している(Petco Park Insider|Ship’s Whistle・2026-08-19取得)。同艦は2003年就役のニミッツ級原子力空母で、サンディエゴを母港としていた。

「foghorn(霧笛)」と書いているのは球団公式、「USSロナルド・レーガンの汽笛」と書いているのは第三者サイトである。 音の由来については公式の記述を見つけられなかった。日本語の記事で「ホームランで空母の汽笛が鳴る」と書かれることがあるが、その出所は球団公式ではない。ここは分けて覚えておくといい。

ペトコ・パークという球場そのものの成り立ち(命名権とペトコの正体)はペトコパークとは|ペトコは1965年創業のペット用品会社で扱っている。


7. 音を鳴らしていいのは球団だけ:楽器・鳴り物は持ち込み禁止

日本のプロ野球の感覚で応援グッズを詰めていくと、入口で止まる。パドレス公式のA-Zガイドは、鳴り物についてこう定めている。

Musical instruments or any type of noise-making device are prohibited from being brought into Petco Park.

楽器およびあらゆる種類の音を出す器具は、ペトコ・パークへの持ち込みが禁止されている。エアホーン、電動メガホン、ラッパ、太鼓、タンバリンなどが名指しで挙げられ、根拠としてサンディエゴ市条例 SDMC 59.0202(7) が引かれている。球団が明示的に許可した場合のみ例外となる(Petco Park A-Z Guide・2026-08-19取得)。

つまりペトコ・パークで音を出す権利は、事実上ほぼ球団が握っている。 鐘も、霧笛も、オルガンも、登場曲も球団側の演出だ。観客がやることは、歌うことと声を出すことと手を叩くことに絞られる。トランペットを持って行っても、荷物検査の机の上で人生最短のコンサートが終わる。

持ち込みの上限サイズと禁止品の全体像はペトコパーク持ち込みルール|バッグ30cm・レンズ15cmまでにまとめてある。

鐘そのものを見たいなら、位置は左翼線・ウエスタン・メタル・サプライ社ビル隣である。左翼側や外野寄りの席のほうが視界に入りやすい理屈になる。席の選び方はペトコパーク座席おすすめ|安い席$15・日陰は三塁側を参照してほしい。


8. ペトコ・パークで鳴る音を1枚に並べる

ここまでの5種類を、鳴るタイミング順に並べ直す。

鳴るタイミング出所
開門時ミッション・ベル球団公式ブログ
試合前・選手入場霧笛+花火/ミッション・ベル3回(ゲスト)球団公式A-Zガイド/球団公式ブログ
4回(日曜)海兵隊讃歌(オルガン)第三者サイト・ESPN
7回前Take Me Out to the Ball GameMLB共通の慣習
9回・抑え登板時投手の登場曲(2026年はKorn「Blind」)MLB.com
9回・1アウト目後ミッション・ベル1回球団公式ブログ
9回・2アウト目後ミッション・ベル2回球団公式ブログ
ホームラン時霧笛+花火球団公式A-Zガイド
勝利時ミッション・ベル3回球団公式ブログ

このうち球団公式が文書で明記しているのは、鐘と霧笛と国歌だけである。 4回の海兵隊讃歌と7回の歌は、公式の文書ではなく慣習と第三者の記述に支えられている。同じ「ペトコ・パークの伝統」でも、根拠の強さは同じではない。


9. よくある質問

関連記事


出典・参考リンク

すべて 2026-08-19 に取得。

※ 同ページは自動取得を遮断しているため、本文の確認は Internet Archive 保存版(2015-04-15) で行った


初出:2026-08-19

最終データ確認:パドレス公式 A-Zガイド・Friar Wire・球団ミリタリーページ・MLB.com・ABC 10News・ESPN・米国議会図書館(2026-08-19取得)

次回レビュー予定:2027-08-19(エバーグリーン記事のため年1回。ただし抑え投手の登場曲は変わるため、シーズン開幕後に第3章のみ確認する)

筆者:パドレスヘッズ(運営者情報

訂正の連絡先お問い合わせ

本記事はサンディエゴ・パドレスおよびMLBとは無関係の非公式ファンサイトの記事である。鐘の鳴らし方・持ち込み規定・演出内容は、上記の公式ソースに基づく。球団は演出や規定を予告なく変更する場合があるため、来場前には公式サイトの最新の記載を確認してほしい。本記事はMLBおよびパドレスのロゴ・キャラクター画像・楽曲を一切使用していない。引用した英文はいずれも出典を明示した上での短い引用であり、翻訳は筆者による。

パドレスが9回に鳴らす鐘は何ですか?

A. 「ミッション・ベル(Mission Bell)」という重さ700ポンド(約318kg)の実物の鐘です。パドレスがリードしていてセーブ機会になった9回に、1アウト目の後に1回、2アウト目の後に2回鳴らされ、勝利が決まると3回鳴ります。鳴らすのは球団マスコットのスウィンギング・フライアーです(Friar Wire・2026-08-19取得)。

鐘はペトコ・パークのどこにありますか?

A. 左翼線側、ウエスタン・メタル・サプライ社ビルに隣接するコナ・コーブにあります。ファウルポールのすぐ外側の梁から吊るされ、高さは1階バルコニーとほぼ同じです。2014年までは一塁側タワーにあり、来場者の30%未満からしか見えませんでした。見えるようにするための移設だったと球団ブログは説明しています(2026-08-19取得)。

AC/DCの「Hells Bells」も鐘ですよね。ミッション・ベルと同じものですか?

A. 別物です。「Hells Bells」は1998年7月25日にトレバー・ホフマンが使い始めた登場曲で、球場の音響から流れます。ミッション・ベルは球場に設置された金属の鐘で、フライアーが鳴らします。登場曲は投手が代われば変わり、2009年のヒース・ベルは Breaking Benjamin の「Blow Me Away」、2026年のメイソン・ミラーは Korn の「Blind」を使っています。鐘のほうは投手が代わっても変わりません。

パドレスの7回の歌は何ですか? 球団オリジナル曲はありますか?

A. 「Take Me Out to the Ball Game」です。1908年の曲で、MLBのほぼ全球団が7回のストレッチで歌う共通曲であり、パドレス固有の歌ではありません。パドレスだけのオリジナル7回曲は、2026-08-19時点で公式ソースに確認できませんでした。米国議会図書館によれば、この曲は米国で3番目に多く歌われる曲とされています。

パドレスが負けている9回でも鐘は鳴りますか?

A. 鳴りません。球団ブログが説明している9回の鐘は「パドレスがリードしていてセーブ機会である場合」と「パドレスが勝った場合」に限られます。したがって鐘が鳴らないまま9回が終われば、その試合はパドレスの勝ちではないということになります。

ペトコ・パークで4回に流れる曲は何ですか?

A. 海兵隊讃歌(The Marine Hymn)だとされています。日曜のホームゲームの4回に球場オルガンで演奏され、観客が軍関係者に拍手を送る演出です。ただしこれは第三者サイトとESPNの記述であり、球団公式のA-Zガイドには4回の演出についての項目がありません。パドレス公式は1995年以降、プロスポーツで初めてミリタリー・アフェアーズ部門を設けたことを明記しています。

パドレスの応援歌や球団歌はありますか?

A. 球団応援歌や選手ごとの応援歌にあたるものは、2026-08-19時点の公式ソースでは確認できませんでした。7回に全員で歌う「Take Me Out to the Ball Game」はMLB共通の曲です。MLBで個人に結び付く曲は、観客側の応援歌ではなく選手側の登場曲で、投手や打者が自分で選びます。トレバー・ホフマンの「Hells Bells」やメイソン・ミラーの「Blind」がその例です。

応援用の鳴り物を持ち込んでもいいですか?

A. できません。パドレス公式は、楽器およびあらゆる種類の音を出す器具の持ち込みを禁止しています。エアホーン、電動メガホン、ラッパ、太鼓、タンバリンが名指しで挙げられ、根拠としてサンディエゴ市条例 SDMC 59.0202(7) が引かれています。球団が明示的に許可した場合のみ例外です(2026-08-19取得)。

当サイト「パドレスヘッズジャパン」は、MLBおよびサンディエゴ・パドレスとは一切関係のない個人運営の非公式ファンサイトです。
タイトルとURLをコピーしました